こんにちは。佐藤デンタル志木の佐藤です。
さすがに1月という感じで、毎日寒いですね。口の中も体と同じで、天候などが悪い状態が続くと、調子が悪いと言われる方が明らかに増えます!お気をつけください!!
今日はいわゆる定期検診についてのお話です!近頃、歯医者さんで勧められることも多いと思いますし、半年に一度など、定期的に受けている方もいるかと思います。
定期検診をうける意義はたくさんありますが、大きく下の三つがあげられます。
①歯の汚れを定期的にきれいにすることで、歯周病の進行を防ぐ。ハグキの歯との付着の再生!
②定期的に歯のチェックをして、初期虫歯などを発見し進行を防ぐこと。フッ素などの利用!
③もし進行してしまった問題がある場合、進行が進む前にすみやかな治療にうつる。
なかでも、歯とハグキの間に着いたヨゴレや歯石などのざらつきを、歯科衛生士の手で、丁寧に滑沢にすることは、大きな意味を持ちます。
色々な考え方はあるかと思いますが、歯茎のような柔らかいものと、歯のようなすごく硬いものを、一緒に手探りで磨いて行くことは、非常に難しいことです。
磨き過ぎれば歯茎を傷めますし、弱すぎれば歯の汚れが残ってしまいます。毎日丁寧に歯ブラシすることは大切ですが、
ここは、専門の衛生士さんに直接歯を見ながら、丁寧に優しくとってもらう方が、効率が良く、歯茎が下がってしまうなどの二次的な問題が起こりにくいのは、いうまでもないことです。
また、歯と歯茎にはきれいにしておけば、上皮付着という付着が歯や顎の骨を守ってくれます。付着がなくなると、顎の骨へのダイレクトな菌のアタックが始まってしまいます。骨の再生は難しいので、極力、骨へ直接アタックされることは避けなければなりません。
幸い、この上皮付着は、歯の周りをきれいにしてあげれば比較的簡単にまたくっついてくれますので、歯科医院での、クリーニングが効果抜群です。
こうした理由で、わりと健全でお若い方でも、できれば2-3ヶ月くらいでの歯医者さんでのケアが大切なのです。(重度の歯周病のかたなどは一ヶ月にいちどでもよい)
ポイントは骨は溶けたら戻らない、なかなかもどらないということです。
次回は②の定期検診での初期の虫歯に対する話を書こうと思います。まずは、歯周病が進行しないよう、かといってムキになって自分で磨いて、歯茎などが痛まないようにするため、
こまめな定期検診でのクリーニングが大切だということを覚えていただければと思います。
それでは今日はこのへんで。