銀歯を、、
セレック治療で白い詰め物に!
七月も終わろうとしていますが、なぜだか雨がよく降りますね。皆様はお元気ですか。志木の佐藤デンタル佐藤です。
当院では、セレックをつかった、詰め物を入れさせていただくことも、多くなってきましたが、そんな時よく質問されるのが、今回の題名である、この詰め物はどのくらい持つのですか?!というものです。
詰め物がどれくらいもつか。お金を出して入れられる方には非常に大きな問題だと思います。ただ、皆様もうすうすお気づきかとおもいますが、お金で寿命の全てをコントロールすることはできません。
むしろ、それ以外のことの方が、寿命に対しての影響力がつよいかもしれません。
できるだけ簡潔にはなすとすれば、
寿命を左右する事柄は4つほどです。
1、甘いものの取り方
2、歯ブラシとフッ素の使い方
3、詰め物の強度や歯とのフィット
4、定期的なチェックやクリーニングの有無
1、甘いものは、量よりも食べる回数を減らすことで、虫歯ができにくくなります。
2、フッ素については、当ブログでも何回か書いている通り、非常に虫歯予防に効果的です。
3、詰め物は、毎日、自分の体重ほどの噛む力に耐えています。また、噛む面に継ぎ目のくる小さな詰め物ほど、継ぎ目のシビアな適合が必要です、セメントが溶けてしまうのも、当然、虫歯につながります。
4、定期的なチェックにより、初期の虫歯やかみ合わせの変化に早く対応でき、傷口を広げることなく、治療や予防が行え効率的です。また、歯周病への対応には、定期的な優しい歯石の除去や表面のクリーニングが大事になります。歯の周りの骨は溶けたら、非常に元に戻りにくいからです。
簡単にまとめると、詰め物の寿命には、上記のことがかかわっています。
ですので、上記の4つのことをバランスよく、実践することが、長持ちの秘訣です。
ただし、どのバランスがその方にあっているかは、なかなか難しい問題です。甘いものを食べないわけにも、噛まないわけにもいきません。
虫歯になりやすいかたもいれば、噛み合わせがうまくいっていないことが、大きな問題の場合もあります。
私たち歯医者は、そのバランスを見極め、患者さんにできるだけ受け入れやすい形で提示して行くのが、一番大切なことではないかと思っております。
そこには、経験も検査も、会話も、コストもその方の忙しさも、嗜好も関わってきますので、それこそ、一人一人違う答えが必要です。
詰め物の寿命は当然、その歯の寿命にかかわってきます。歯は触らずに残せるのがベストです。ただし、虫歯の進行や痛みを断つために、治療が必要なことはあります。
治療しなくてすむようにきをつけながら、治療が必要な時には、しっかりとした治療を受けることが次の大きな問題を引き起こさないためにも大事になってくるかと思います。
興味を持たらた方がおられましたら、治療や検診、クリーニングなどの予約を取られてください。お待ちしております。
長くなりました、今日はこの辺で、、