埼玉県志木市の佐藤デンタルクリニックです。今回はセラミックの種類のお話です。
セラミックといいましても今は色々な種類があります。色が綺麗なもの強度が高いもの、価格の違いも長期予知性までちがいます。
一般的にセラミック治療は保険外となります。その代わり強度があり傷がつきにくく、歯垢も付きにくいため虫歯や歯周病にもなりなくい特徴があります。
まずは強度の違いで分類してみましょう！
1️⃣シンプルセラミック(強度200Mpa)長石系とも言われます。作り方はシンプルでコストも比較的安く作れますが、保険のCADCAM冠と強度はあまり変わりません。
2️⃣ガラスセラミック(強度500Mpa)前歯に使うには十分な強度です。細やかな色彩も出しやすく審美性の高い材料です。細やかな色を出すためためプラスコストがかかります。(一枚目の写真)
3️⃣ジルコニアセラミック(強度900Mpa)奥歯に使っても割れることのほぼない強さを持ちます。10年以上使っても表面が荒れにくく長期予知性があります。色彩はガラスセラミックよりややおとることがありますが、当院では、ジルコニアの色彩を綺麗に出すことを考えて治療を続けてきました。(二枚目の写真)コストもガラスセラミックよりおさえています。(他の医院と違うところは強度がありツルツルが長く続くのにキレイという部分です)
シンプルセラミックは歯に部分的に入れるインレーには相性がよくお勧めです！全体を覆う場合、歯を削る量や歯垢の付着などを考えるとジルコニアをお勧めします。(価格90000-130000円税別)
細やかな少し特徴的な歯の色をされている場合、ガラスセラミックが良い時があります。(価格110000-150000円税別)
奥歯はジルコニアセラミックをお勧めします。また、前歯もこの写真のように当院であれば綺麗に作れますので、ほとんどの方はこれを選ばれます。(価格10000-140000円税別)長期に渡り表面が粗造にならず色も変わらない安定感があります！
(価格は全体を覆うクラウンタイプの場合です)
当院は、特にジルコニアセラミックに力を入れてまいりました。通常、ネットで見るジルコニアは白い色がベタっとしており審美的でないことが多いですが、当院ではジルコニアの作り方に力を入れ改良してきましたので、綺麗なジルコニアを入れることができます。(HPに多くの臨床例あり)
強度もそうですが、歯肉との相性、虫歯のなりにくさ長期予知性も考えるとジルコニアをお勧めすることが多いです。技術的な特徴も含めての話になります。
ただ、部分的に銀歯の代わりにセラミックを入れる時は、シンプルセラミックがお勧めですし、前歯の細やかな色の表現が必要な時はガラスセラミックをお勧めすることもあります。
それ以外にも患者様の考え方、優先順位、コストや部位、削る量などなど考えた上でお勧めさせていただきますし、多少の問題は技術的にフォローすることもできます！
患者様には、保険治療も含めて考えて決めていただくと良いと思います。(その方のご都合ということが大事だと思っております)
前回今回と保健、保険外の白い歯についてきましてが、患者様の参考になれば幸いです。
佐藤デンタルクリニック
埼玉県志木市
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