セラミックの道はけわしい!?

11/28日曜日に、都内でおこなわれた、セラミックの研修会に、参加してまいりました。

今回は、セラミックをいれるための、削り方、接着の仕方にマトを絞ったお話でした。
実はこのお話も参加するのは、3回目になるのですが、毎回新しい発見があり、とても日々の治療に役に立っており、とてもありがたいセミナーだと思っております。

演者の草間先生、主催されました、シロナデンツプライの皆様ありがとうございました。

セラミックの世界、特に、デジタル技術を用いたセラミックの世界は、ここのところ少し落ち着きを見せてきたようにも見えましたが、

やはり、お話を聞けば聞くほど、細やかさを求めらると同時に、新しい情報収集が欠かせない分野だと感じます。

セラミックと一言で言っても、ガラスセラミック、ジルコニア、保険のCAD/CAM冠など、とにかく種類がたくさんあり、またそれぞれ求められるテクニックややり方がことなり、

それぞれの素材に適した、治療を行っていかなければ、脱離や破折、痛みなど色々な問題が起きます。また、新しい素材が出ると同時に新しいセメントが出たり、確実性のあるテクニックは、バージョンアップされていきます。

私は、ドクター1人体制で行なっておりますが、複数の先生がいる歯科医院では、院長だけが知っていても、他の先生がわかるにはさらに時間がかかったりと大変だと想像いたします。

しかし、講師の草間先生も話されていましたが、1つ1つのことをしっかり行っていけば、セラミックはもはやもろい材料でなく、長期的な安定度もメタル治療を大きくしのぎます。

もはやセラミックは見た目だけで選ぶ治療ではなく、長く持つ安定した治療法なのです。

きちんとした手技をもちいて、適切なセラミックをチョイスしていけば、ほとんどとれることもわれることもありません。

しかし、適切というところが、なかなか厄介なところで、削り方ひとつとってもメタル治療とは全く違いますし(セラミックの種類によっても違います)、接着剤の種類も表面がつきやすくするための処理すら違うのです。

そんなことを、また繰り返し教えていただいたきたのですが、そこに新しいよりいいやり方、材料がどんどん入ってきます。

なかなかそれを覚えたり、実践することは大変なことですが、それがセラミックの安定性(患者様のお口の中の安定性)に繋がると思うと、やる気も起きるというものです!

それに先ほども書いた通り、セラミックはキチンとおこなえばすでに安定した治療になったとおもいます。ここからの話はさらなる安定感や選択肢を増やすものとなります。

なかなか険しいセラミックの道ですが、さらに気合いを入れて。邁進していきたいと思います。

最新の安定感のましたセラミック治療に興味のある方は、当院で治療をうけてみませんか、スタッフ一同気合いを入れてお待ちしております!