デジタル歯科治療の潮流
今はマイナンバーをはじめなんでもデジタルデジタルですが、歯科の治療は、どこまでデジタル化されてきたのでしょうか。
結局、口の中に入るものは具現化されたアナログなものなので、結局どこからどこまでをデジタル化するのかという範囲になります。
たとえば、セラミックやCAD/CAM 冠などをかんがえても、四つの部分に分けることができます。
1️⃣口の中をカメラで撮影デジタルデータに
する
2️⃣そのデータを元にデザイン作成をデジタルで行う((CAD)
3️⃣デジタルデザインを用いて、ブロック削り出しの設計図を作成、削り出しを行う、
4️⃣さらに色付けを行い、きれいに仕上げる
この中で今流行し始めているのが、1️⃣のカメラさて撮影とデータのデジタル化です
1番の理由はカメラの価格が安価になってきて、歯科医院で購入しやすくなったことがあげられます。性能も上がり使いやすく、またそこから先を技工士さんに任せれば、今までの治療と対して変わりはありません。
しかし、安くなったとは言え➕のコストがかかることと、先生がも今まで行ったことがない治療なので、本格的な普及にはもう少しかかるかもしれません。
当院では、このカメラ撮影からのデジタルデータ化を10年ほど前から行っています。その間もデジタルは進歩し続け、いまでは短時間に正確な型をデジタルで撮ることができます。
ただ、これも経験など慣れが必要となります。
その後のデザイン、削り出し、仕上げも当院では院内で行なっておりますので、コスパとタイパの高いものを作りだすことができます。
多分、これから1️⃣のカメラ撮影は少しずつ増えると思われますが、2️⃣3️⃣4️⃣に関しては、分業制が一般的になるでしょう。そこには良いところといまひとつなところがあります。
自院でやることができれば、色合わせや、歯のキワのチェック、患者様の形などの好み、詳しい説明などが、一度でしっかりできます。その結果、でかが上がりもしっかりしており、患者満足度もたかくなります。
しかし、技工士と歯科医師のテクニックを両方高めることはなかなか難しく、二の足を踏む先生が多いのも確かです。(コスト的な動作差も大きくなりリスクもあります)
当院では、デジタル歯科聡明期よりテクニックを磨き、たとえばセラミックインレーであれば1日でのセット、ジルコニアの色付けの細かいところの口腔内での仕上げ焼き上げなどを丁寧に行なってきました。
それは写真などをみていただければわかるかと思います。
まだまだ未熟なところもありますが、研鑽をさらに積み、1️⃣から4️⃣までのフルデジタルで患者様のお口の中に貢献していきたいと思います。
埼玉県志木市
佐藤デンタルクリニック
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