埼玉県志木市の佐藤デンタルクリニックです。今回はインプラント治療について書こうと思います。
当院はセラミックブリッジの治療も得意分野ということもあり、インプラントは嫌なんだという患者様が来られることもよくあります。
オペの問題やイメージの問題、体の持病のことなどなどその方によりインプラント治療を拒まれる理由は色々ですが、その場合には、5本とか6本の大きないわゆるロングスパンブリッジをオールセラミックで作ることも珍しくはありません。
ブリッジの良いところは、歯のないところが落ち着いていればすぐ作れ、あっという間に出来上がることです。また、当然手術などが不要で患者様の気持ちなどへの負担が少ないのも良いところでしょう。
ただし、まだ何も治療したことのない歯を削らなければいけないこともあり、一概に全て良しとは言えないのも確かです。
まあ、近年大きなブリッジを少ない削る量でキレイに作ることができるようになったこともブリッジを選ばれる方にはプラスに働いていると思います。
では、インプラント治療はだめなのでしょうか。いえ、そんなことは全くありません。インプラント治療も同じように進化しており、キチンと症例を選び、分析、治療計画を立てればまず失敗することはありません。
上の写真はインプラントのオペが終わり2本ハグキの中にインプラントが入っている状態ですが、骨の位置に合わせて打つため、インプラント体は見えず、安定してきれいな見た目を作ることができます。
また、手術後のヒーリング期間も当院で入れている、ナンバーワンブランドであるストローマンのものであれば、一ヶ月程度で上物の歯を入れて良いという、研究結果がハッキリでており、それほど待つことなく、治療を終えることができます。
また、その上にインプラントの場合、アバットメントという土台といわゆるクラウンをのせることになるのですが、この時面倒だったのは型取りでした、ガッチリしたもので型をとり技工士さんの苦労もかなりありました。
しかし、いまは時代が変わり、当院で毎日使用しているセレックを用いてスキャニングによりデジタル動画を撮るだけで、あとはデータを送って、完成したものが送られてくるようにかわりました。これは大きな変革です。
どこの歯科医院でも行っているわけではありませんが、近い将来この方式に変わっていくのは間違いないことだと思います。患者様がまず楽です！
その上にクラウンをのせるのですが、当院ではジルコニアセラミックという強度の強いセラミックを作ることがほとんどです。
ジルコニアは、強度が強く割れにくいことが特徴ですが、近年見た目的にも非常に進歩しており、強度を重視したとしても、写真のようなキレイな歯を入れることができます。
また、強度は傷がつきにくいことにも直結します。インプラントにも歯周炎は起こります。歯の周りに歯垢がつきやすく取れにくい場合、相当シビアなメインテナンスが必要なのも事実です。
しかし、ジルコニアの場合、歯垢が非常につきにくく、結果的に歯肉の炎症も起こりにくいのです。(ただしインプラントはかみ合わせにシビアな部分がありますので、噛み合わせの調整、チェックなどのメインテナンスは必須です)
オペから歯が入るまでだいたい二カ月くらい、コストも35万円(税別)程度ですので、ブリッジと変わりません。両方を考えてみる価値はあると思います。
当院ではその方の状態、気持ち、今後の展望などをまじえて、真摯にアドバイスさせていただきます。どちらを選んでも技術と経験に裏付けられたしっかりした治療を提供させていただきますので、是非ご相談下さい！
まずば、検診やクリーニングなどできていただき、その時にご相談いただく形でも良いかと思います。スタッフ一同、皆様がリラックスして診療が受けられるよう、しっかりと用意をしてお待ちしております。
衛生士が今月より2人体制にぬりますので、あまりお待ちさせずに予約も取れるかと思いますので、よろしくお願いします。
佐藤デンタルクリニック
TEL 0484741563
HP上にネット予約が取れるようになっております。ご利用下さい