（上記の写真は当院で治療したものではありません）
埼玉県志木市の佐藤デンタルクリニックです。今回は、歯の見えてない場所、根の部分の話になります。
寝の中には、神経や血管が入っていますが、虫歯に感染しお痛みが出たりすると、やむなく神経を取ることになります。
神経を取ってしまうと、歯は痛みを感じにくくなりますので、大きな虫歯になるまて気付くことができなくなりますし、は自体がもろくなり、割れたりもしやすくなります。
ですから、歯の神経はできるだけ残すのが、基本です。ただし、強い痛みや、熱いものがしみるなどの症状がでていたり、すでに神経が死んでしまっている場合には、神経をとることになります。
かりに、神経を取るしかなくなった場合、大事なのは、キチッと悪いものを残さず取り切ることです。そして、キレイになった根をしっかりと密封してバイ菌がまた入らないようにすることです。
ただし、根の中は複雑な形をしており、しかも、なかなか見えないことも多いため、治療は困難を極めることがあります。
しかし、その後、上に冠をかぶせたりするにしても、悪いものが残っている状態で、かぶせてしまうとあとあと痛みが出たり、またなかで虫歯ができることになってしまいます。
ただ、何回も何回も回数だけをかけて、治療すれば良いというものでもありません。余計なところを削ることは歯の強度を落としますし、患者さんたちも早く治療がおわるのにこしたことはないとおもうからです、
ですから、当院では、神経の治療をするときは、お時間を長めにいただいたりして、できるだけその時に悪いところを取りきります。
そうさそますと、痛みも出ることもほとんどなく、90%以上の症例で二回で治療を終えることができています。
丁寧にかつ素早く、根の治療を行うことで、皆様のお時間を大切にしながら、長く持つ歯の治療になるようこころがけております。
当院では、セラミック治療に力を入れていますが、その冠が長持ちするためにも、根の治療にも力を入れて行っています。