お子様の歯磨き粉のフッ素について!

こんにちは志木の佐藤デンタルクリニックです!今回はフッ素入り歯磨き粉のお子様の使い方についてです。

大人の方にフッ素入り歯磨き粉をオススメすることは当たり前になりましたし、うがいの仕方などで虫歯の予防や進行が遅くなることは、これまでも何度もこのブログでも書いてきました。

現代の日本において、歯磨き粉でフッ素を活用することはメジャーな方法になったと言えるのではないでしょうか。

しかし、お子様の場合はどうでしょう。学校や近くの歯医者さんで話を聞くこともあるかと思いますが、なんとなくでやっていることが多いのではないでしょうか。

まずは、何歳からフッ素入りの歯磨き粉を使っても良いのかということですが、以前は6歳からとか3歳からとかあまり小さなお子様な人使用しないことということでしたが、この基準も変わっています。

フッ素の濃度、量、使用法を守っての上ですが、一歳程度からフッ素入りの歯磨き粉を使用して良いことになっています。

当然、大人と同じ歯磨き粉ではフッ素が多すぎますので、500ppm程度の子供用歯磨き粉を選択し、量も米粒大から始めて下さい。仕上げの時に使用すると良いと思います。

あまり子供が嫌がる場合、ほんの少しにとどめ無理はしないことも大事です。歯磨き粉の味が子供によってはすごくこく不快なものにかんじることもあるのです。

それがもとで歯磨き嫌いになってしまうこともありますので、最初は注意が必要です。

2歳くらいまでは焦らず行って下さい。むしろ大事なのは、甘いものとの関わり方です。味覚は小さい頃にかたまってくるものなので、この時期に甘いものばかり食べていると、甘いものに関する感性が鈍感になってしまいます。

しかも、甘いものは常習性があるので、いくらでもほしくなってしまいがちです。お母さまお父様としては、甘いものを我慢させるのはなかなか大変なことかもしれませんが、ここで甘味との距離を教えるのが大事になります。

多様なものを食べさせて、その子の味覚を広げてあげて下さい。家に甘いものを常備しないこともアイデアの一つだと思います。

さて、歯磨き粉とのかかわりは、幼稚園時代はあまり変わりません。量が少し増えるくらいで、あくまで子供用の歯磨き粉を使ってください。

また、この時期は、親御さんの仕上げ磨きも必須だと思います。ぶくぶくぺっがこのころ少しずつできるようになるでしょう。

幼稚園時代に大きな虫歯を作ってしまうと、歯医者が嫌いな人になりやすいといえます。どうしても、押さえつけたり、泣いたり嫌な経験をすることになるからです。

そのころ、フッ素を塗ることや、予防的に埋める程度の、削らない処置で小学生に進むことができると、歯医者との関係は変わってきます!

検診は受けていった方が良いと思いますが、子供も歯科医院が怖いところで亡くなるのです。進んでくるようになります。

そうなれば、衛生士や歯医者のいうこともきけるようになりますし、フッ素のおかげもあって、虫歯のリスクはかなり下がります。ここまでが一つの頑張りどころです。

そのご、小学校低学年では、学校での歯科教育も昨今熱心ですので、意外と虫歯はできません。あるとすれば、やはり家にいつも甘いものがある家庭が危ないと思われます。

フッ素の登場で、極端な甘味の制限は必要なくなったように思います、食べてもいいのです!ただ、食べ方飲み方です。

だらだらと、いつも口にしているのは危険です。1日一回、もしくは食後のデザートという形で子供に食べさせることができれば、それは大きな脅威とはなりません。

と同時に、半年に一度は検診を受け、早めのチェックをおこなえば、削らなくて済むことも珍しくありません。

削れば削るほど、治療は難しくなっていきます。子供もいやになるでしょう。

さて、低学年を乗り越えればもう少しです。中学に上がる頃には、1000ppmまでの歯磨き粉が使えるようになり、フッ素の効果も上がります。

そして、15歳をこえれば、大人用の歯磨き粉が使えるのですから、やはり小学校までが大きなポイントになります。

子供はお小遣いをもつと、甘いものを食べることも増えるでしょう。しかし、フッ素入り歯磨き粉はその部分もかなりフォローしてくれます。

あとは、本人の自覚と歯科医院との連携作業になります。小さい頃から通い、楽しいところと思えたら子供は大学に入っても自分から検診に通い、予防に努めるものです。

そういう20歳までがすごせれば、お父さんお母さんの歯の責任は十分果たせているのではないでしょうか。また、それがお父さんお母さんの口の中にも影響を与えてるかもしれませんね。

当院では、お子様の検診、予防処置、歯ブラシのお話、誘導的矯正なども行っています。

ご自身の治療でこられてからお子様を連れて来られる方もおられますし、逆もおられます。

これからは、歯を削る治療は、歯科医院の仕事のほんの少しになっていくでしょう。しかし、そのためには、小さな小さな頃からの歯とのかかわりが大事で、

フッ素入り歯磨き粉の話をキチンと歯医者で聞くだけでも、その後の歯との一生は変わるかもしれません。

小児にそれは限った話ではなく、治療しているがゆえにそれが大事な方もおられます。

フッ素のことが気になった方、キチンとした予防の話がききたいかた、検診を受けてみたい方、一度、もしよければいらして下さい。

スタッフ一同、居心地のよい歯科医院を目指して用意をしてお待ちしております。

佐藤デンタルクリニック
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