インプラント治療とデジタル治療(セレック使用)のメリット!

埼玉県志木市の佐藤デンタルクリニックです。今回はインプラント治療について書いてみたいと思います。近年、インプラント治療は当たり前のこととなり、治療を受けたことのある方も多いかと思います。

奥歯の歯が全部なくなってしまった時など、ほかの治療の選択肢が入れ歯しか無くなってしまうことがあります。

上の写真はどの部分がインプラントかわかりますか!?今のインプラントは、インプラント自体はハグキの下のほうに収まって見えないものが多く、上の部分はキレイなジルコニアなどで作るため、見た目はほぼわからなくなっています。

また、顎の骨にインプラントは固定されるため、かみ心地が自分の歯とほとんど変わらなく、いれてしまえばどこにインプラントを入れたのかわからないくらいです。

また、入れ歯のようにものが歯茎との間に挟まり食べた後いつもそうじをしなければいけないということもありません。

こうしてインプラントのいい点を書いていくと、インプラントしかないのではないかとおもわれるかもしれませんが、実は実際にはインプラントを選ばない方も多いのです。

ではインプラントを行うにあたり難しいは点はというと、
高額である(30-40万ていど)
手術が必要
治療期間が長い(2-6ヶ月程度)
術後のトラブル(はれたり、失敗、)
歳をとってからのメインテナンスの難しさ
再治療の難しさ

などが挙げられます。たしかにそれらのことをかんがえると、他の治療を選ぶこともあり!だと思いますし、当院では、ブリッジやノンクラスプデンチャーなどを歯がないところに入れられる方もおられます。

ただ、今回は、これらの話は絶対ではなく、インプラントもいいんだよということを書いていきたいと思います。

それぞれ説明をしていきます!
まず治療費ですが、インプラントを使用する部分は歯が全くありません、いわゆる差し歯と言われるものはあくまで歯の根は残っており、その上の部分だけ歯を作るので、10-15万程度で作れます。

しかし、インプラントは、まず根の部分にチタンでてきたインプラントを打たなければなりません。だから、倍程度コストがかかるのです。また、オペには別にコストがかかるため、30-40万程度という金額になるのです。

上の歯の技工部分も強度と精度そして特殊技能が必要となるためしかたないところがあります。

金額の安い医院は、数を打つコストを下げるなど企業努力を行い、その金額で行っているのだと思います。ただ、金額は大きな選択の要因だとは思いますが、インプラントの種類テクニック補償などなどその金額になる理由はたくさんあり、難しいところです。

当院では、デジタル技術を、インプラントの上の部分の土台とセラミック作製にいかしており、精度が高くセットまでの日にちを短くできるようになっております。そのこともあり、インプラント、インプラントオペ、上部ジルコニアクラウンまで含めたコストは、30-35万程度となっています。このコストが高いとなるかはその方によっても違うでしょうし、担当される先生との信頼関係によっても違うのではないでしょうか!

できればインプラントからではなく、基礎的な治療や予防の話などから入って、信頼関係を気づいた上でもう一度考えてみてはいかがでしょう!!

次にオペの話です。
インプラントには、手術が必要です。皆さんの中ではここの部分がデメリットとして大きいのではないでしょうか。

インプラント手術には、オペ前にあきらかにレントゲンやCT撮影で難易度がある程度判定できます。なぜかといえば、インプラントはそれが打つ場所に顎の骨がなければならないからです。

歯を抜いてから時間が経っている、歯は残っているが長い間悪い状態だった、上の奥歯である、もともと骨が薄いなどの場合は、骨を作るなどの術前オペが必要なこともあり、難しいところです。

当院では、骨のそのような方に無理にインプラント治療をすすめることはありません。延長ブリッジやキチンとした義歯のほうが期間的にも短く気に入っていただけることもあるからです。

しかし、骨がある状態にインプラントを打つことはそれほど難しくはありません。やはり固定式でしっかり噛めるということは患者様からすると大きなメリットですし、下の奥歯などはインプラントの治療を選択していただくのも良いと思います。

つぎに治療期間ですが、これは骨の状態や予備のオペによっても変わりますが、最新のストローマンというシェアがNo. 1のインプラントメーカーの場合であれば、オペより一ヶ月半ていどで上に歯を使って良いと言われています。

また、当院では、インプラントが一本の場合、セレックを用いることで、上の部分の歯も三日程度で作ることも可能です。ですから、条件が良ければ二ヶ月程度で歯が入ることもできるくらいの時間ですんでしまいます。

しかし、ほかのインプラントの場合はそういうわけにいかなかったり、骨の状態や部位によっても変わってきます。これはカウンセリングや審査をしっかり行うべきでしょう!いずれにせよ、いままでのインプラントに対するかかる時間とは少し変わってきて上がるのがわかると思います。

インプラント治療だからといって、非常に長く時間がかかるわけではありません。

次に術後のトラブルについてです。
これはないとはいえません。インプラントはいろいろな先生がうちます。また、インプラントを打つ場所の難易度もさまざまですし、打たれる方の年齢や基礎疾患、体調、いろいろな要因があります。

歯を抜いてから、インプラントを打つ場合なども、悪い状態を何年も放置していると、そのあと、そこの部分の骨はなかなか固まらず、インプラントを打ちにくくなります。

結果的に、感染が起こったり、神経障害がおこったり、インプラントの初期固定がうまくいかなかったりということはおこりえます。

インプラント自体の骨との生着はいまは非常によく、ほとんど失敗や骨のボーンロスはみられません。

成否を左右するのはやはりその部分の状態なのです。そこをしっかり診断することで術後の問題はかなり防げます。

また、骨粗しょう症の薬を飲んでいると血が出るようなオペとの相性は悪く、傷口も治りにくいと言われてます。

ですから、オペのテクニックだけでなく、そうした全身のことまで考えてくれさらには、インプラントの歯ブラシまで考えた歯を作ってくれる歯科医院が良いでしょう。

当院では、インプラント埋入から上のジルコニアクラウンの設計製作まで院長が責任を持って行うことにより、バランスの良いインプラント治療が行えます。

次に歳をとってからのメインテナンスなどの難しさですが、これはなかなか難しい問題です。

痴呆症などの病気にかかったり、手がうまく動かなくなった場合、インプラントがインプラント周囲炎という歯周病みたいになることがあります。その場合、インプラントが邪魔になることもあり、除去をした方が良い場合もでてくることがまれにあります。

その場合、80歳以上の方のインプラントをリスクを考えながら外科処置を行いながら除去していくのは難しいことがあります。インプラントは普通に歯ブラシができていれば、自分の歯よりもしっかりしているくらいですが、こうなったときには少し難しいですね。

ただ、あるインプラントを残したまま、上に入れ歯を入れるなどその後の治療のオプションが考えられることがほとんどです。

つぎにインプラントの打ち直し治療ですが、以前他院で打ったインプラントが安定せず、それを除去して新しいインプラントをうちたいということがたまにあります。

自院であったインプラントであれば、インプラントの種類などもカルテ記載があり簡単なのですが、他院ということになるとやや難しい時があります。

たとえば、インプラントの上だけが折れてしまったなどの場合、その部分のパーツはそのメーカーのものでなくてはいけません。しかし、それがわからないことがあるのです。

その歯科医院がなくなってしまっていることもあり、悩むところですが、当院ではセレックシステムを用いているため、おれかたにもよりますが、その方のインプラントにあわせて、個別のインプラントの上の歯を作ることが可能です。

その症例にもよりますが、対応可能なのです。

インプラントは確かにコストもかかる治療ですが、結果として良く噛めるなど、患者様にもメリットの大きい治療です。

信頼できる先生にまずは相談されることよりされてはいかがでしょう!

当院では、歯の検診、クリーニング、インプラントカウンセリングなどで予約をとっていただければ、丁寧に説明させていただきます。インプラントにしたい方も、したくない方もご相談していただければと思います。

患者様がリラックスさして診療を受けられるよう、スタッフ一同用意をしてお待ちしております。

佐藤デンタルクリニック
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